Zelt Bookstore が始まりかけています

荒川土手

 

こんにちは
2023年も1ヶ月と少しが過ぎて、暖かな日もあれば、雪が降ったりもしていますね

ちょうど新型コロナウィルスが日本にも到来し、マスクや消毒液を買い求め始めていた2020年3月頃、
北千住駅から荒川を渡ってすぐの場所に事務所として越してからはや3年ほどが過ぎてしまいました
のんびりと支度を進めながら、ご近所の方々にも「何かできるんですか」と何度も尋ねられましたが、
ついにお店としてオープンする目処がつきそうです

のらりくらりとしていた中で知人から「場所を借りてイベントがしたい」という形で背中を押してもらい、
3年という時間のその何倍もの速さでここ1ヶ月ほどで内装・外装の仕上げ、仕入れ、ノベルティなどの制作を行いました
Akzidenz Grotesk(アクチデンツ・グロテスク)というフォントを採用しロゴを組んでくださったのは宮城県を中心に活動されているデザイナーの伊藤裕さん
その場にあるものやあり合わせのもので最適な場所を作るという理念や、名もなき作家、職人たち、自然が作った形を愛する私たちの考えを汲み取ってくださり、
ロゴタイプやフォントのレギュレーション、適切な紙を決めてくださいました
Akzidenz GroteskはHelveticaの元にもなったと言われていて、
その歴史は古くフォントの製作者など詳細もわかっていません、まさに名もなき職人による極めて実用的なフォントです
しかし数字や要所要所にちょっと表情があって飽きないデザインになっています

 

さて、お店について、

"生きるための道具"というテーマを掲げるには少々偏りのあるラインナップになっていますが、私たちが大好きな道具たちを集めているところです
zeltデザイナーの柴山が行っているものづくりレーベル「山の形」の商品も少々、こちらは直営店という形では初の店舗となります

また生きるための道具の一つとして、
自然科学、美術・芸術、日記、記録・アーカイブ、実用書、国内外のインディペンデントマガジン、zineなどなど、古書、新刊書をピックアップし揃えました
まだまだBookstoreと呼ぶには数が少ないですが割と生命力強めの本たちが揃いました、これから少しずつ増やしていく予定です
オンラインショップにもまもなくアップ予定ですので遠方の方もどうぞお楽しみに

お店を運営するということが全くの初心者ということもあり、
当分は今まで通り事務所としての場所の利用がメインになり不定期オープンとなってご不便おかけいたしますが、
今後の実店舗オープンの日程はインスタグラム等でお知らせいたします

もう少し暖かくなったら荒川土手でスケートボードの練習がしたい伊藤です
荒川周りのスケーターの方もぜひ遊びにきてくださいね

 

hitomi