here and there vol1 - vol.13.5
1988年に資生堂入社後、「花椿」の編集に関わってきた編集者 林央子が、退社後個人出版プロジェクトとして 2002 年春に「here and there 」創刊。
アート、ファッションからライフスタイルまで、ボーダレスな視線であつめた国内外の話題を、雑誌形式・日英バイリンガルで掲載している。商業的なファッションの概念を取り払い、林央子をとりまく個性的・領域横断的な国内外のクリエイターとの交流の時間をとじこめた、私的な空間でもありながらも、読み手の創造を広げ、時には指針にもなってくれるバイブルのようなマガジン。
2012年にNievesから出版されたコレクション『here and there 1-10 』に11-13.5号を加えた拡張版。
この本の出版を記念して、林央子は多くの長年の友人たちにメッセージや思い出を共同執筆してもらい、同時に、1 号から 13.5 号までデザイナーを務めた服部一成もこの本の新しい表紙と裏表紙を作成しました。
※全ての表紙と裏表紙は1点ずつシルクスクリーン3色プリントでの制作となります。
千ページにも及ぶこのコレクション本は、林央子の20年以上にわたるhere and thereの制作活動を通して語られてきたファッションやアート、そして社会の移り変わりを辿ることができる貴重な一冊となっています。
また「ルールを理解した上で意図的に破る」という服部一成のデザイン哲学が生き生きと表現されており、脈々と受け継がれるグラフィックデザインの美学を感じていただけます。
【限定500部】
林央子 : 編
服部一成 : ブックデザイン
BANANAFISH BOOKS / Nieves Books,
2025. Softcover.
880pp.
Size: 210mm x 297mm x 50mm